Contents
大阪~福岡では「みずほ・さくら」も利用できる!
新大阪~博多間の山陽新幹線は、東海道・山陽新幹線「のぞみ・ひかり・こだま」と九州・山陽新幹線「みずほ・さくら」で移動することができます。
いずれの列車も乗り換える必要はなく直通での移動が可能。
しかし、乗る列車によって料金や所要時間が違います。
まず、「みずほ・さくら」について、他の列車と比較しながら簡単にご紹介しましょう!
みずほ
「のぞみ」と同じく最速で大阪~福岡を移動できる新幹線。
新大阪~博多の所要時間は「のぞみ」と同じく2時間30分以内。
停車する駅も少なく、新神戸・岡山・広島・小倉以外の駅にはほとんど停車しません。
列車の本数は多くなく、1時間に0~1本と毎時運行があるわけではありません。
列車はN700系で運行されますが、8両編成が基本で1~3号車までが自由席。
料金は「のぞみ」と同額で、普通車指定席の通常期料金は15,310円です。
さくら
「みずほ」より少し時間はかかりますが、新大阪~博多の所要時間は約2時間35分。
停車駅は新神戸・岡山・広島・小倉以外に姫路・福山・徳山・新山口など数駅。
「みずほ」よりも列車の本数は多く、新大阪駅発「さくら」は6時台~20時台まで毎時1本以上。
列車は同じくN700系の8両編成での運行。
料金は「ひかり・こだま」と同額で通常きっぷは片道15,000円。
「みずほ」「のぞみ」の料金より安いです。
このように「のぞみ」と所要時間もほとんど変わらない「みずほ・さくら」。
では、「みずほ・さくら」にはどのような方法で安く乗ることができるのでしょうか?
大阪~福岡でみずほ・さくらの料金が安くなるのは?
大阪~福岡の新幹線料金はいくつかの方法で安くすることができます。
片道約4時間の「こだま」を除けば、最も安いのは「のぞみ」利用の新幹線ホテルパック。
次に安いのは「スーパー早特きっぷ」です。
参考:大阪~福岡(博多)の新幹線※最も格安な往復方法とは?
では、「みずほ・さくら」の料金が安くなるのはどの方法なのか?
「みずほ」と「さくら」で料金が違いますが、使える割引きっぷを全てご紹介しましょう!
往復割引
新大阪~博多間は片道601キロ以上の距離があります。
往復分の乗車券を同時に購入すれば、往復割引で乗車券は1割引。
普通車指定席なら「みずほ」14,340円、「さくら」14,030円。
回数券・新幹線格安チケット
大阪~福岡で使える回数券は「みずほ・さくら」にも乗車可能。
1枚あたりの料金は13,270円と往復割引よりも安いです。
回数券は6枚単位での販売ですが、金券ショップへ行けば1枚単位で購入可能。
料金は回数券と大きくは変わりません。
学割
学生であれば条件を満たせば学割で新幹線料金は安くなります。
普通車指定席なら「みずほ」13,380円、「さくら」13,070円。
また、往復分の乗車券を同時に購入すれば、往復割引も適用されます。
学割・往復割引の併用で「みずほ」12,610円、「さくら」12,300円。
エクスプレス予約
会員の方であれば、当然エクスプレス予約も利用可能。
エクスプレス予約の料金は「みずほ・さくら」とも同じで13,240円(EX予約サービス)。
往復割引の適用区間で往復分のチケットを購入するEX予約サービス(往復割引)で12,070円。
しかし、新大阪~博多の「のぞみ」で使えるEX早特・EX早特21は「みずほ・さくら」では使えません。
スーパー早特きっぷ
e5489から会員限定でネット購入することができるスーパー早特きっぷ。
「のぞみ」でも使えますが「みずほ・さくら」でも利用可能です。
14日前までの購入が必要ですが、片道料金は10,290円と格安です。
新幹線ホテルパック
大阪~福岡で往復&宿泊するなら、最も旅行費用が安いのは新幹線ホテルパックです。
ところが、安いのは「のぞみ」利用時の料金で、「みずほ・さくら」利用時の料金はアップします。
例えば、1泊5,800円のホテルを利用するパックの料金は、往復「のぞみ」なら1泊2日で26,200円。
ところが、「みずほ・さくら」利用時は片道2,300円アップし、1泊2日で30,800円。
実際の片道料金は「のぞみ」10,200円、「みずほ・さくら」12,500円。
以上が大阪~福岡で「みずほ・さくら」の料金が安くなる方法です。
片道料金を比較すると、最も安いのは「スーパー早特きっぷ」。
どうしても利用する列車を「みずほ・さくら」に限定するならこのきっぷが安いです。
それよりも、料金重視で往復&宿泊するなら、「のぞみ」利用の新幹線ホテルパックが安いです。
特に2人以上で新幹線に乗るなら、パック料金はさらに安くなるのでお得です!