Contents
大阪~福岡は「こだま」に乗ると格安です!
大阪~福岡は山陽新幹線の新大阪~博多を直通で移動することができます。
この区間では東海道・山陽新幹線の「のぞみ・ひかり・こだま」と、山陽・九州新幹線の「みずほ・さくら」の5つから列車を選択することができます。
この内、所要時間が最も短いのが「みずほ・さくら」と「のぞみ」で約2時間30分。
最も所要時間が長いのが「こだま」で片道約4時間。
各駅に停車するため時間はかかりますが、料金は最も安くなります。
新大阪~博多の「こだま」通常料金は普通車指定席で片道15,000円。
この料金はいくつかの方法で安くすることができます。
しかも、大幅に安くすることができますので、その方法を全てご紹介しましょう!
新大阪~博多の「こだま」料金が安くなるのは?
新大阪~博多で「こだま」の新幹線料金はいくつかの方法で安くすることができます。
安くなる方法全てを順にご紹介しましょう!
1.のぞみ共通の方法
まずご紹介するのは「のぞみ」と共通の方法です。
往復割引
往復の乗車券を同時に購入すると、往復割引で乗車券は1割引になります。
新大阪~博多の料金は14,030円なので、通常きっぷより970円安くなります。
回数券・新幹線格安チケット
回数券を購入すると1枚あたりの料金は13,270円。
片道1,730円安くなるのでお得ですが、この料金で「のぞみ」に乗ることができます。
金券ショップで格安チケットを購入しても往復割引よりは安いです。
学割
学割を使うと乗車券は2割引になり、新大阪~博多の「こだま」指定席は13,070円。
往復分の乗車券を同時の購入すれば往復割引も併用でき、指定席料金は片道12,300円。
エクスプレス予約
エクスプレス予約を利用してチケットを購入すると片道料金は13,240円。
3日前までに予約するEX早特(のぞみのみ)なら平日11,780円、土休日11,000円。
e特急券・eきっぷ
特急券のみで購入できるe特急券・eきっぷ。
特急券はe特急券・eきっぷで、乗車券は往復割引で購入すれば、片道料金は12,270円。
以上の方法は、「こだま」料金も安くなりますが、「のぞみ」に乗っても料金は同じです。
どうしても「こだま」に乗らなければならない理由がなければ、利用するメリットはありません。
それよりも、「こだま」の料金は次の3つの方法を使ってこそお得です!
2.こだまスーパー早特きっぷ
JR西日本の列車予約サービス「e5489」から購入できるネット限定の割引きっぷ。
「こだまスーパー早特きっぷ」は、新大阪・新神戸~小倉・博多のみでの販売。
席数は限定され、出発の14日前までに限って購入することができます。
料金は普通車指定席片道8,500円なので、通常きっぷとの差額は6,500円と格安です!
3.バリ得こだま・ひかり号
山陽新幹線の一部の区間で「こだま」と一部の「ひかり」に乗れる格安チケット。
「バリ得こだま・ひかり号」の購入はネットなら3日前まで、日本旅行の店舗なら前日でも購入可能。
料金は時期による変動もありますが、大阪~福岡片道7,200円と抜群に格安です。
4.新幹線ホテルパック
往復新幹線とホテルを同時にネット予約できる新幹線ホテルパック。
「のぞみ」に乗っても格安ですが、「こだま」利用パックの料金はさらに格安!
宿泊費を引いた「こだま」料金は片道およそ7,200円くらいです。
以上が大阪~福岡で「こだま」に格安に乗る方法です。
しかし、「こだま」の所要時間は片道4時間。
日帰りで往復するのは大変なので、宿泊する方が多いのではないでしょうか?
そこで、こちらのページの「のぞみ」料金と同じように、往復+1泊の料金で比較してみましょう!
チケット | 片道料金 | 往復+1泊 |
---|---|---|
通常きっぷ | 15,000円 | 35,400円 |
往復割引 | 14,030円 | 33,460円 |
回数券 | 13,270円 | 31,940円 |
e特急券+往復割引 | 12,270円 | 29,940円 |
IC早特 | 11,780円 | 28,960円 |
こだまスーパー早特きっぷ | 8,500円 | 22,400円 |
バリ得こだま | 7,200円 | 19,800円 |
新幹線パック2人 | 約7,200円 | 19,800円 |
1泊5,400円のホテルで宿泊した時の往復+1泊の合計料金です。
「バリ得こだま」と新幹線ホテルパックが抜群に安いのがわかります。
大阪~福岡で「こだま」を利用するなら安いのはこの2つで間違いありません。
では、この2つはどちらがいいのでしょうか?
バリ得こだまか新幹線パックか?
新幹線ホテルパックはこの区間では「こだま」は2人以上でなければ利用することができません。
それに対して、バリ得こだまは1人で片道から予約することができます。
ところが、バリ得こだまは座席の指定ができないため、2人以上で利用する時には座席が離れる可能性もあります。
新幹線ホテルパックの場合も座席は指定できませんが、空席があれば配慮して座席手配をしてくれますので、2人以上なら新幹線ホテルパックの方がいいでしょう。
料金はほとんど同じなので、使いやすい方でOKです。
大阪~福岡のこだま」グリーン車は安くなる?
山陽新幹線の「こだま」はいくつかの列車で運行されますが、そのうちグリーン車があるのはN700系で、500系や700系で運行される8両編成の「こだま」みはグリーン車がありません。
では、山陽新幹線「こだま」のグリーン車に安く乗れるのは?
「のぞみ」共通の方法はOK
「のぞみ」に乗っても料金が同じ方法は、「こだま」グリーン車にも乗ることができます。
まず、通常料金は20,960円。
往復割引を利用すると片道料金は19,990円。
回数券は1枚あたり18,570円。
エクスプレス予約を使うと18,540円です。
グリーン車用のe特急券と往復割引を同時に使うと17,570円。
バリ得こだまは「ひかり」でグリーン車利用可
普通車あ指定席に安く乗れる「こだまスーパー早特きっぷ」はグリーン車に乗ることはできません。
また、新幹線ホテルパックにも「こだま」グリーン車の設定は基本的にありません。
ところが、「バリ得こだま」では「ひかり」のグリーン車に500円アップで乗ることができます。
すると、新大阪~博多の料金は片道7,700円。
列車の本数は少ないですが、料金はお得です。